終活の一環としての確定申告
終活
2017.11.09
会社を定年退職して年金での生活になると、それまで会社にまかせていた“お金の手続き”が手つかずになってしまうケースも多いのではないでしょうか。
特に、公的年金受給額が年間400万円以下だったり、年金以外の所得が20万円以下の方は、確定申告も不要なので、毎年の確定申告も行っていないのかもしれません。
ですが、「確定申告をする」ことで税金などを軽減できるケースもあるんですよ。
年金を受給していて確定申告をした方がいい人の例としては
・国民保険料などの社会保険料を支払っている人
・医療費の支払いが年間で10万円以上か所得の5%を超える人
・生命保険料を支払っている人
これらに当たる人になります。
国民健康保険料や生命保険料は住民税額計算に当たって控除の対象になる場合があります。控除の対象となるためには確定申告をする必要があるんですね。
また、「医療費の支払いが年間で10万円以上か所得の5%を超える人」が対象となる医療控除も確定申告をしないと受けられません。
そして、確定申告をすると翌年の国民健康保険料が減るケースもあります
しないことが損といってもいいくらいです。
ただし、税金を納めていないと確定申告でお金が戻ってくることはありません。
毎年送られてくる「公的年金等の源泉徴収票」でどのくらい税金を払っているかをチェックして、戻ってくるお金があるかを確認してみてください。
終活の一環として確定申告を行けば、自分の資産の把握と税金の軽減に役立ちます。
遺品整理WEST WEB担当