ゴミ屋敷の問題と生前整理
少し前にインターネットのメディアを中心に「ゴミ屋敷」が話題になっていましたね。
「ゴミ屋敷の住人の70%が女性」
「看護師が多い」
などの興味深い内容が取り上げられていました。
私たち遺品整理WESTも、さまざまな現場で活動しています。
「遺品整理」ではありませんが、「ゴミ屋敷」と呼ばれるような部屋の清掃も行ったことがございます。
遠方にお住いのお子様が、実家の変貌ぶりに驚いて、ご依頼いただいたこともございます。
そして、ゴミ屋敷を片付けた後には、周囲の住民の皆さまにもお礼を言っていただくことが定番です。
ゴミの量だけでなくやはり“臭い”などが大きな問題になりますから、周囲の皆さまにとっても「ゴミ屋敷」は大問題なのですね。
こちらのコラムでは以前、ゴミの処理ができなくなることが認知症の初期症状の可能性があることをご紹介いたしました。
これは、ゴミの日を理解できずに出すのを忘れてしまう。
分別ができなくなって出せなくなってしまう。
などの状態が考えられます。
また、アロマテラピーを用いた認知所予防を研究しているお医者さんのなかには、
「認知症を発症すると匂いに対する感覚が鈍る」という研究結果を出している方もいっしゃいます。
こういったことから「ゴミ屋敷」となっていくのかもしれませんね。
実家をゴミ屋敷化させないためには、ご両親と密にコミュニケーションを取っていただくことや帰郷の際に部屋の状態を見たり、
久しぶりに食べる実家の味が変わっていないかどうかをチェックすることがお勧めです。
これらで認知症の初期症状が出ているかがある程度確かめることができます。
また、ご自身の老後のことをお考えでしたら、やはり生前整理が大切です。
身の回りのものに無駄がないかをご確認ください。
遺品整理WEST WEB担当