年末年始の帰省にご家族で終活の話し合いを
相続の豆知識
2017.11.24
11月も下旬になって年末年始が近くなってきました。
この時期には、久しぶりに帰省する方も多いかと思います。
久しぶりにご家族と顔を合わせる機会ですし、ご家族だけでなくご親族が集まる場合もあるでしょう。
親と子、どちらの立場であったとしても、この機会に「終活」について相談しておくのもいいですね。
「遺す側」の立場でしたら、
エンディングノートの有無や、葬儀や供養について。
さらに、当コラムでもご紹介した
生前贈与や家族信託などの「老後」についてもしっかりと話し合っておくと相続などのトラブルを減らすことができるでしょう。
難しいのは、「遺される側」から切り出す場合です。
実家に物が多くなっていることから「片づけ」について思わず強い口調でいってしまったり
「終活」と口にしたことで、「そんなことを考えているのか!」と雰囲気が悪くなってしまうかもしれません。
「遺される側」からの働きかけのポイントとしては、
自分の気持ちを押し付けるのではなく「相手の話を聞く」ことだといいます。
「終活」という言葉がかなり浸透してきていますし、
終活イベントが大手ショッピングセンターなどで行われているようになってきていますから
それとなく話を切り出せるチャンスがあると思います。
せっかく家族がそろう年末年始です。
よい「終活」の場としてご活用ください。
遺品整理WEST WEB担当
関連コラム▶