生前整理にも長生きにも大切なのは友人
生前整理
2017.12.13
以前のブログで、趣味の物は遺されたご家族ではその価値を調べるのが大変で、
できれば同じ趣味のご友人に“その後”を託しておくと安心だとご紹介いたしました。
実は、この“同じ趣味の友人”の存在は、「遺品整理」「生前整理」にとって大切なだけでなく、
“長生き”にも効果があるとの研究結果もでているそうです。
アメリカ・ハーバード大のリサ・バークマン博士、レオナード・サイム博士が行った「アラメダ研究」の研究では、社会的に孤立せずに友人や趣味のグループとのネットワークを持っている人は死亡率が低くなったとい結果も出ています。
また、3つ以上のグループに所属していると、介護を受ける可能性が22%減少するそうです。
最近、高齢者の間では「手習い」や「お稽古」がブームになっています。
高齢者の約40%がなんらかの「習い事」をしているデータも出ているくらいなんですよ。
ちなみに、習い事が多いジャンルは、
「音楽・楽器」
「書道」
「スポーツ」
「パソコン」
これらのジャンルです。
定年してからピアノやバレエを始める人もいて、
そういった方々は「若いころにやりたくてもできなかった」憧れの「習い事」を選んでいるようです。
日本人の長寿の秘訣には、日本食の食習慣などが取り上げられることが多かったですが、
これからは「人とのつながり」もその秘訣に加わってくるかもしれませんね。
「生前整理」「終活」の一環としてのコミュニティーづくりはいかがでしょうか。
遺品整理WEST WEB担当
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