年末年始、迎える側も大変です
当コラムで何度か、「ご家族で年末年始に“終活”のお話をしてみてはいかがですか?」との提案をさせていただきました。
どちらかといえば、お子様世代からの目線コラムだったのですが、
“親目線”の年末年始もやっぱり大変なものです。
「終活の話し合い」どころではないのかもしれませんね。
お子様だけでなく、お子様の“家族”での帰省になると、おもてなしをするだけでも大変です。
お孫さんは確かにカワイイのだけども、
体力も落ちている老後では、子育て時代と違って疲れやすくもなっています。
最近では「孫疲れ」という言葉も有名になりました。
また、いっしょに遊びたくても
「今の子どもの遊びがわからない」と悩む方も多いそうです。
ですが、“お手玉”や“コマ”などの昔の遊びは、今の子どもにとっては
新鮮な遊びになって楽しいそうです。
「孫疲れ」を起こさないためにもいつも通りに、自分のペースで接するのがよさそうです。
そして、
「教育資金贈与」「暦年贈与」「住宅取得贈与」
などの生前贈与のお話を切り出してみてはいかがでしょうか?
“教育資金”として認められれば、
2020年12月31日までは、一括1500万円までの贈与であれば非課税になる「教育資金贈与」。
1年間に少しずつ遺産を贈与していく「暦年贈与」は、基礎控除内となる110万円までは、申告する必要もありません
20歳以上の子や孫(直系尊属)が住宅を新築・取得する際に、住宅取得資金として贈与する場合に適用される「住宅取得贈与」は、一定額までが非課税となります。
これらの生前贈与はとても、有効に遺産をお子様やお孫様に渡せる方法です。
年末年始の帰省のタイミングは、親からの“相続”の相談のタイミングでもあります。
遺品整理WEST WEB担当
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