デジタル遺産の処分について
終活
2018.03.16
こちらの「お役立ち情報」で以前、デジタル遺産についてご紹介したことがございます。
デジタル遺産とは、亡くなった方が使っていたパソコンやスマートフォンなどに残されているデータのことを指します。
今では、これらのハードウェアに残っているデータだけでなく
SNSのアカウントなども含まれるようになってきています。
通常の遺産と比べるとあまり重視されることはありませんでしたが、
個人情報が大変高い価値を持つようになった今、そこから漏洩する情報が大問題となる場合もありますし、
単純にネットを利用したFXなどでお金の運用を行っていた場合、
このネット遺産に気づかなかったら、大損をしてしまうというケースもございます。
ですので、デジタル遺産の把握は今となっては必須で、
さらにはインターネットに遺された個人情報も削除する必要があります。
「なんでもないお孫さんとの写真」
ご自身が元気ならば問題ないですが、これが永久に開示されると考えると問題です。
ですので、これかの終活には、
通常の遺産に加えて、パソコンやSNSのパスワードやIDをしっかりと
書き残してく必要がございます。
パスワード等が全く分からない場合は、業者に消去をお願いすることになるのですが、
費用が安すぎるところにはお願いできませんから、
費用もばかにならないのです。
パスワード等をメモに書くことはリスクになりますので、
書いた場合は金庫などにしっかりと保管しておくことをお勧めします。
遺品整理WEST WEB担当