元気であることが生前整理にとっても大切なことです
終活
2017.12.19
終活や生前整理を考えるようになるのは、
やはり65歳を過ぎて「高齢者」と呼ばれるようになってからかもしれません。
その高齢者の方々のお悩みとして多いのが
「体力の衰え」と「物忘れ」などいいます。
特に物忘れに関しては、認知症への心配も含まれているそうです。
当コラムで、お子さまの視点からの「認知症の疑い」についてはご紹介させていただきましたが、ご本人や配偶者が「認知症を疑う」場面をいくつかご紹介いたします。
・物忘れをしたという認識がない
・必要なものが見つからないときなどに、「取られた」と被害妄想を思いつくようになった
・季節に合った服装ではなくなっている
・ありもしない話を作ってその場逃れをするようになった
これらのどれかに当てはまるようでしたら、脳神経外科や神経内科などでの受診が必要かもしれません。
認知症に携わっている先生のお話では、
「認知症の受診は本人が行きたがらない」
「ご家族も本人に言い出しにくくて受診が遅れる」
といった問題が発生しているといいます。
そのため、最近では「もの忘れ外来」や「メモリークリニック」など
受診に行きやすい柔らかい名称を付けている病院もありますので、
だいぶ利用しやすくはなっているようです。
終活や遺品整理にとって、“健康”であることは大切な要素です。
明日のコラムでは、「体力の衰え」と「認知症」
その両方の予防となる “ある運動”をご紹介させていただきたいと思います。
遺品整理WEST WEB担当