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生前整理とは

生前整理 2019.03.19

生前整理とは、自分が死んだ後に家族や遺族などの相続や遺品、空き家や葬儀、お墓などで身内に迷惑が掛からない様に、生きているうちから全てのことを整理しておくことです。

 

終活というのがブームになっていますが、最近では20代や30代など若い世代も利用し始めています。自宅にある物の処分や銀行口座の管理、葬儀や相続など終活にも様々な内容があります。
 
ここからは終活の中でもポイントになる「生前整理」についてご紹介していきます。これkら生前整理を始めようと考えている方はもちろん、終活について関心がある方にも見逃せない内容となっています。
 

生前整理は何歳からやっておいた方がいいのか

生前整理は何歳からやっておいた方がいいのか

生前整理と言われてもあまり、ピンとこないかもしれません。まだ早い、もっと歳をとってからと先送りにしてしまいがちです。
 
ですが、生前整理は30代から60代の間にはやっておくことがおすすめです。体力や気力が低下してしまうと「あれもしておけばよかった」と後悔することもありますし、早めに生前整理をしておくことで気持ちに余裕が生まれます。
 
将来、遺族間のいざこざなどの不安がある方もいると思います。そういう方は特に早めに生前整理を行なっておくべきでしょう。

生前整理の必要性

 
いまいち生前整理の必要性を感じられない方もいるかと思います。ここでは生前整理の必要性についてご紹介していきます。

死後の希望

死んだ後のことを考えるというのは、あまりしたくないと思います。
 
ですが、死んだ後に例えば、お墓に埋めないで散骨をしてほしいなどという方もいるかと思いますが、その場合は誰かに頼むなど遺言が必要になってきます。
 
法律では15歳以上の方は遺言を有効にできるので、遺言を残すことで自分の死んだ後のことが希望通りにできます。
 
しかし、上でも少し触れた通り60代になってからでも死後のことを考えることはないと思います。しかし、被害が大きい地震や津波などの自然災害はいつ起こるかわかりません。
 
全年代の方々が自然災害の被害に遭い、初めて自分の生死について深く考えるようになります。早めに生前整理をするのは決して悪いことではありません。

家族や遺族の負担を減らすため

亡くなった時、ある程度の財産は持っているのではないでしょうか?
 
ですが、その財産は死んでしまえば使うことも処理することもできませんので、財産を処分するのは、家族や友人など遺族に受け継がれることになります。
 
受け継がれるとなった時に遺族の方々が何も知らないと困ってしまいます。そうならない様に「現時点でどれぐらいの財産があるのか」「どうやってその財産を処分してほしいのか」など、予め細かく伝えておくことが必要です。
 
例えば、自分の銀行口座に多額の現金が入っていて亡くなった場合、遺族は口座番号を知らなければ現金の引き出しができません。そうなると、自分がそのお金を寄付することを望んでいたとしてもそれが実行できなくなってしまいます。
 
また、生前整理は財産や遺言だけでなく、必要に応じて物を減らしたり捨てることと差します。最終的に遺族が物の整理をするので、量が少ないと負担も軽くなります。遺族に迷惑を掛けたくないと思っている方にはお勧めです。

これから楽になる

生前整理とは、ただ単に死んだ後のためだけではありません。
 
やはり、歳をとってしまうと能力や体力などが衰えてきます。そうなると、物をしまったり探すのも一苦労です。
 
しかし、生前整理で物を減らすことで物が少なくなり探したりするのが楽になります。

お金になるかもしれない

フリマアプリというものをご存知でしょうか?
 
フリマアプリとは自宅にある不要品などを売ることができるスマートフォンアプリです。家の中から家宝が出てきたり、全く使っていなくて綺麗な物など、様々な物を売ることができます。
 
また、フリマアプリだけではなくインターネットオークションや買取店、リサイクルショップなど不要品をお金に変える方法は様々です。家の中にブランド品が眠ってた場合、ただ捨てるのではなくこれらを有効活用してみるのをお勧めします。
 
生前整理をして、お金も手にできる一石二鳥です。

まとめ

今回は生前整理について基礎知識をご紹介しました。
 
死後のことを考えると不安になりますが、娘や息子の立場からすると健康的に長く生きていてほしいのに、「私はもうすぐ天国へ行ってしまうから」「たまに死ぬことを考えるのよね」などと言われたらショックなもの。
 
生前整理とは自分の人生を振り返る意味もあります。
 
前もって考えておいて「最後の1秒まで自分らしく死後も幸せになる」という考え方が、残された遺族のためにもなります。