生前整理のいい業者の見分け方や平均相場はいくら
生前整理は基本的に自分1人でやるのがオススメです。
自分1人で行わなくてはどれが本当に必要なものなのか?を判断することができなくなります。
特に家族と一緒にやってしまうと、自分の意思とは裏腹に家族の意思で処分することになってしまったりするのでなるべく自分でやるほうがいいでしょう。
しかし、自分1人でやるとなると時間もかかるし、体力的に不安という人もいるでしょう。そのような人は自分1人で行なうのではなく、業者に依頼するといいでしょう。
必要なことはしっかりとアドバイスしてくれ、サポートしてくれるので安心です。また、基本的に自分で行ない、困った時だけサポートしてもらえるのでとても心強いです。
では、業者に依頼したい!という人のために、いい業者と悪い業者の見分け方、業者に依頼した場合の平均相場について紹介していきます。
いい業者の見分け方
まずはいい業者と悪い業者の見分け方についてです。
- 専門資格を所有しているか?
- 見積もりを行なってくれるのか?
- 見積もりは明確に記載されているのか?
- 不用品などはどのように処分してくれるのか?
- 口コミはどのようになっているのか?
- 許可を得ているのか?届け出はあるのか?
これらのポイントを見ていい業者なのか?悪い業者なのか?を判断するようにしましょう。
まず、専門資格を所有しているかです。
生前整理の専門業者というのは遺品整理士の資格を保持している人が在籍している場合がほとんどです。
生前整理の作業の仕方や心得などについての情報を所持しているのでしっかりと手助けしてくれます。
2つ目は見積もりについて
自宅にまできて見積もりを行なってくれるのか?見積もりの内容は明確に記載されているのか?を確認しましょう。
この2つを確認することで不当な請求をされずに済みますし、詐欺にあわずに済むので必ず確認するようにしましょう。さらに不用品として処分するものはどんな処分をされているのか?も確認しておきましょう。
不用品を処分する場合、「一般廃棄物収集運搬許可書」が必要になります。
これを保持していないと不法投棄ということになってしまうため、必ずこの許可書を所持しているかを確認してください。
このように業者自体の確認も必要ですが、生前整理の業者はたくさんあります。
いいところを選ぶためにも口コミを見てみるといいでしょう。口コミは実際に利用した人の感想が載っています。
よかった場合も悪かった場合もどちらもあるので、口コミを見て判断するのもいいでしょう。自分に合った業者を見つけることも可能です。
最後は許可と届け出はあるのか
上記で紹介したように「一般廃棄物収集運搬許可書」はもちろんのこと、遺品などの家具の買取をする場合は「古物商許可」が必要になったり、配送の場合は「一般貨物自動車運搬事業許可書」などが必要になります。
なので、これらの許可や届け出はされているのか?を確認してから依頼するというのもポイントになります。
業者に依頼した場合の平均相場
業者に依頼した場合、どのくらいの費用がかかると思いますか?
依頼する前に知っておきたいこととして、業者に依頼する場合の平均相場というのがあります。
では、業者に依頼する場合の平均相場について紹介していきます。部屋の広さや依頼内容によっても平均相場価格が違ってきます。
部屋の広さで平均相場を算出すると、
- 1K・1DK 40000円~
- 1LDK 70000円~
- 2DK 90000円~
- 2LDK 120000円~
- 3DK 150000円~
- 3LDK 180000円~
- 4LDK 220000円~
かなり費用がかかる!と思うかもしれませんがこれが普通です。
生前整理となれば、人もそれなりに必要ですし、アドバイス料金、処理費用としては妥当は平均相場と言えます。
あまり費用をかけたくないという人は、ある程度自分でできるところまでやり、不用品の処分だけを業者に依頼するといいでしょう。
処分費用だけで済むので安く費用を抑えることができます。
まとめ
生前整理を業者に依頼する場合の良い業者や悪い業者の見分け方や、平均相場について紹介してきました。
いい業者を見分けるためには専門の人はいるのか?、見積もりは適切にとってくれるのか?、不用品の処分はどのように行なってくるのか?口コミはどのようになっているのか?、許可書や届け出はあるのか?を確認してから依頼するようにしましょう。
見分け方を覚えておくのはもちろんですが、平均相場も把握しておきましょう。平均相場を把握しておくことで、不必要な費用をかけなくても済みます。
悪い業者にひっかからないためにも見分け方と平均相場を把握しておき、いい業者に依頼するようにしましょう。
また、費用を抑えたい場合は不用品回収だけを依頼したりすると費用を抑えることができ、さらに生前整理の理想である自分1人で行なうこともできます。
ぜひ参考にしてみてください。