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生前整理で上手に断捨離する方法とポイント

生前整理 2019.03.14

老後は子供たちに迷惑をかけないように、施設に入ったり自分自身でマンションを借りて住んだりしたいと考える人も多くなりました。

 

施設や独居住宅に入る前に、ぜひやっておきたいのが生前整理です。引っ越しが楽になるだけでなく、遺品整理の面でも遺族の手を煩わせなくなります。
 
生前整理を上手に断捨離し、進めていく方法を解説します。

生前整理で片付けが上手にできない理由

生前整理で片付けが上手にできない理由
 
引っ越しを楽にしたい、自分が亡くなった後の片付けや遺品の分配で子供たちや親族を困らせたくないと思う人が行うのが生前整理です。
 
生前整理とは、自分がまだ元気なうちに身の回りの整理を行っておくことです。あらかじめ不用品を処分しておけば、遺族も形見分けや処分が楽になりますし、自分も身軽に生活できるようになりますよね。
 
ところが、生前整理をしようとしても作業がなかなか進まないことがありませんか。身の回りの片付けが上手にできないのには理由があります。

  • もったいないと思ってしまい、物が捨てられない
  • 範囲が広い、物が多すぎてどこから手をつけていいか分からない
  • 重い物が持てないなど物理的な原因

特に、自分の身の回りに物が多くなってしまっている人は、「もったいない」という気持ちから物を手放せず、ため込んでしまう特徴があるのです。
 
また、物が多く家も広いため、自分で作業をするのには限界を感じている、家財道具などを持てないといった理由もあるでしょう。
 
そこで、生前整理で片づけを進める上で有効なのが「断捨離」です。断捨離とは、不要な物が入ってくるのを「断つ」、不要な物を「捨てる」、物への執着心から「離れる」ことで、快適な生活を送ることを指します。
 
生前整理でも断捨離を取り入れると、上手に身の回りの整理が進められるようになります。断捨離を生前整理に取り入れる3つのポイントをご紹介します。

新しい物を購入するときはラインを引く

新しい物を購入するときはラインを引く
 
まず、新しくものを購入するときには自分で一定の購入基準としてラインをひいてみましょう。「本当に使うもの」だけを考えて購入すれば、余分な物を購入してしまうのも防げます。

  • 似たようなものを持っていないか
  • 購入して本当に使うか(代用できるものはないか)
  • 今買わなければいけないか

物を購入するときにラインを引くと、物が増えるのと同時に衝動買いや後悔も防げます。

捨てるときは範囲を決めて

捨てるときは範囲を決めて
 
物が多くてどこから手を付けてよいか分からない時は、捨てる範囲を決めて作業を行うのがおすすめです。

  • 毎日〇分、毎週〇曜日など時間や日にちを決めて作業する
  • 片付けする場所を決めて行う
  • 片付けするカテゴリーに分ける

いっぺんに家全体を片付けしようとするととても疲れてしまいますし、ゴールも見えません。毎日午前中だけ、または10分だけ片付けをするなど時間単位で区切って作業を進めていくのも有効です。
 
また、毎週火曜日の午前中に片付けをする、と決めるのも良いでしょう。
 
片付けをするときは、範囲を決めるのもおすすめです。キッチンだけ、クローゼットの中だけ、今日は1階の押し入れ、明日は2階の押し入れと明確に決めれば、「そこだけ片付ければよい」と思って気分も楽になります。
 
範囲のほか、カテゴリーで分けて片付けするのも有効です。今日は洋服、次は書類とまとめて片づけを進めていきましょう。

もったいない気持ちと別れるには期限きめや保留も有効

もったいない気持ちと別れるには期限きめや保留も有効
 
最後に、生前整理で身の回りの片付けが進まない人の中で、最も多くの理由が「もったいない」という気持ちです。使わない物でも、思い入れの強い物や大切な物はなかなか捨てられませんよね。「もったいない」という気持ちを断つために有効な方法を見てみましょう。

  • 半年、一年間など期間を決める
  • どうしても捨てられないものは保留しても良い
  • 捨てるのではなく、買い取りも有効活用しよう

「もしかしたら使うかもしれない」というもったいない気持ちから捨てられない人も多いです。よって、期限を決めて使わなかったら捨ててしまう方法があります。例えば、「半年~1年間使わなかったら捨てる」などです。
 
また、使わなくても捨てられないものは「保留」しても良いです。保留のものを集めておいて、しばらく経ってからその中から本当に必要なものを探すようにすると、前よりも物に対する執着心が薄れていて、すんなり捨てられる可能性も高いです。
 
最後に、「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」という気持ちの人は、捨てるのでなく買い取りも検討しましょう。
 
例えば、自社でリサイクルショップの運営も行っている「遺品整理WEST」の生前整理なら、不要な物でも買い取れるものは買い取り、値が付かなかったものは処分もできます。重い物でも問題なく処分できます。

まとめ:断捨離を活かして生前整理を進めよう

生前整理が進まない理由と、上手な断捨離方法をご紹介しました。上手に生前整理で断捨離をすると、本当に必要な物だけを身の回りに残せますので、気分的にも身軽に生活できるようになりますよ。