効果的な生前贈与のご紹介です
相続の豆知識
2017.10.10
先週のコラムで、生前贈与の一例として「教育資金贈与」をご紹介させていただきました。
「教育資金贈与」は確かに有効な施策ではあるのですが、領収書の保管や整理など手間がかかる部分も多くあります。
そこで、生前贈与のもう一つの方法として手軽に行えるのが、「暦年贈与」です。
「暦年贈与」とは、1年間に少しずつ遺産を贈与していく方法で、基礎控除内となる110万円までは、申告する必要もありません。
時間はかかってしまいますが、着実に相続資産を減らすことができる方法ですね。
ですが、こちらも問題となってくるのが「受け取る側の意識」です。
贈与を受けた側が贈与に同意し、かつ自由に使える状態になっているかどうかに注意が必要となります
また、親族などに生前贈与をしっかりと説明しておかないと、亡くなったあとにトラブルとなる可能性もあります。
相続は、やはり人間関係が重要になってきますので、この部分は切り離せない要素となります。
遺品整理WEST WEB担当