佐賀や大分の葬儀のしきたり
品整理WESTが、遺品整理の現場に携わるようになって10年以上が経ちました。
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作業は遺品整理だけでなく、
ライスサイズの縮小などの生前整理のお手伝い、ハウスクリーニング
ゴミ屋敷の清掃などにも対応し、
福岡を拠点として、佐賀や大分、長崎、熊本などの九州各地に出張して
行っております。
夏休みの帰省シーズン、もしかすると初めてパートナーの地元に訪れる方もいるかもしれません。
その土地土地でさまざなしきたりがあり、お盆の迎え方も違ったりします。
もちろん、葬儀においても土地によって違いがあります。
佐賀と大分の葬儀のしきたりをご紹介します。
佐賀県独自の葬儀のマナー
・出棺の際に近親者で棺を3回まわす
これは福岡をはじめとした九州では「普通」のことなのですが、全国的にみると“稀”なことのようです。
棺の中の故人が方向を見失って、この世に戻らずに成仏できるという祈りが込められた風習が今にも残っているため、この「3回まわす」が行われています。
・地域ごとに火葬の時期が違う
佐賀県では火葬が葬儀の前に行われる「前火葬」を行う地域もあるそうです。故人とのお別れのタイミングが変わってくるので、葬儀の参加される際には火葬のタイミングを伺うことが大切です。
また、通夜のふるまいも近親者・親族のみで行われることが多いそうです。
・枕団子は49個
佐賀県の一部の地域では枕団子を49個お供えするそうです。
6個お供えする地域が多くなっていますので、佐賀独特のマナーとなっていますね。
これらがよく伺う「佐賀県独特」な葬儀のマナーとなっています。
次が大分の場合。
まず大分でも行われているのが
・出棺の際に近親者で棺を3回まわす
こちらの風習です。
理由も同じです。
・近親者だけの別れの膳
西日本では多い、「別れの膳」が大分でも行われています。
大分の通夜で行われる「振舞い」は、
近親者だけでの会食となっていて、それ以外の参列者は「振舞い」には
参加しないそうです。
また、「振舞い」自体行わない地域もあるといいます。
・出棺の際に団子
大分では、出棺の際に参列者に団子を配るそうです。
土葬をしていたころの「力をつける」ための風習が今にも残ったものですね。
・その他
これら以外にも納棺時に親族がお煮しめとお酒を飲む(残してはいけない)など
さまざまなしきたりが地方によってあるそうです。
これらが大分でうかがうことが多い葬儀のしきたり。
地域によって葬儀のしきたりは変わってきます。
帰省を機会に調べてみてください。
遺品整理WEST WEB担当